レイバーデーの週末のガソリン価格はほぼほぼ値上がり

2023年8月31日 / 午前9時16分 / CNN

ニューヨーク（CNN）—レーバーデーの週末に車で出かけるドライバーたちは、この時期としては歴史的なガソリン価格の高騰に見舞われることになるだろう。

ＣＮＮが１９９０年に遡る連邦データを調査したところによると、レーバーデーまでの１週間のガソリン価格の最高値は２０１２年に記録された１ガロン当たり３．８４ドルだった。

現在の価格はそれには及ばない。 AAAによると、水曜日のレギュラーガソリンの全国平均は1ガロン当たり3.83ドルまで上昇した。

通常、夏が終わるとポンプの価格は下がります。今年の夏ではありません。

OPECによる供給抑制や製油所に混乱をもたらした猛暑など、さまざまな理由により、この夏、ガス価格は着実に上昇した。非公式に夏の始まりとなった戦没将兵追悼記念日のレギュラーガソリンの全国平均価格は1ガロン当たり3.58ドルだった。

ウェルズ・ファーゴ投資研究所の実物資産戦略部門責任者、ジョン・ラフォージ氏は「これは異常だ。通常、価格は夏の終わりに向けて下落する」と述べた。

AAAによると、全米11の州の平均価格は1ガロン当たり4ドル以上だという。これにはイリノイ州、ワシントン州、アリゾナ州、カリフォルニア州が含まれます。

良いニュースは、ガソリン価格が2022年6月に設定したピークを依然として大幅に下回っていることだ。当時、ロシアでの供給途絶に対する懸念から原油価格が高騰し、レギュラーガソリンの全国平均価格は1ガロン当たり5.02ドルという記録まで上昇した。

ロシアの混乱が表面化せず、バイデン政権が緊急石油備蓄を積極的に枯渇させたため、ガソリン価格はそれらの水準から急落した。

7 月 4 日の時点では、ドライバーはガソリン代を前年比で大幅に節約していました。

しかし、景気後退懸念の緩和とロシアとサウジアラビアの減産を追い風に原油価格が高騰し、状況は変わった。

コンサルティング会社リポウ・オイル・アソシエーツのアンディ・リパウ社長は、「サウジアラビアは原油価格の上昇と予算の均衡を図るために減産した」と述べた。

この夏、国の大部分を覆った記録的な高温によっても、ガソリン価格が高騰した。

米国の老朽化した製油所の一部（最後の主要な製油所は1977年に建設された）は、3桁の気温ではフル稼働できない。

アナリストらは熱波と熱関連の停電が原因だと主張複数の製油所で停止を引き起こしたため。これらにより、季節的に需要が高まる時期に製油所が生産できるガソリン（およびディーゼルおよびジェット燃料）の量が制限されている。

米国エネルギー情報局の最新データによると、メキシコ湾岸の精製所は先週、生産能力の92％しか稼働していなかった。

「彼らは100％で走りたいと思っている。彼らには100％で走る経済的インセンティブがある。ただ暑さのためにそれができないだけだ」とリポウ氏は語った。

カレンダーのこの時点ではガソリン価格は高いが、これらの数字はインフレ調整されていないことに注目する価値がある。

EIAによると、実質（インフレ調整後）ベースで見ると、2011年から2014年の夏の終わり頃の月間ガソリン価格は1ガロン当たり4ドルを大きく上回っていた。

それでも、消費者はガソリン価格の上昇に非常に敏感であり、その理由の一つとして、ガソリン価格の上昇が目に見えやすいことが挙げられます。多くの人は、ガソリン価格を経済の重要なバロメーターとみなしています。

実際、コンファレンス・ボードは、最近のガソリン価格の高騰が8月の消費者信頼感を低下させていると非難した。

「平均的な消費者はインフレ調整後の観点で考えてはいない」とリポウ氏は語った。「隅々に値段が表示されているので、人々はその値段を見て昔のことを思い出します。」

マット・イーガン、CNN

初公開日 2023 年 8 月 31 日 / 午前 9 時 16 分

ニューヨーク（CNN）—

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